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冬の夜、静寂に包まれる大内宿(産経新聞)

 底冷えのする冬の夜、福島県下郷町の大内宿は静寂の中にあった。聞こえるのはかやぶきの民家の前の水路を流れる水の音だけ。屋号を記した行燈(あんどん)がぼんやりとともり、民家の列を浮かび上がらせいた。軒先には氷柱がきらきらと輝いていた。手袋をしても、指先がかじかんだ。

 大内宿は、日光と会津若松をつなぐ会津西街道(別名下野街道)沿いに開けた宿場町。立ち並ぶ約40軒の民家が江戸時代の面影を残している。昭和56年には、重要伝統的建造物群保全地区に選定された。

 昨年は約116万人の観光客が訪れた。土日などのETC利用高速料金1000円の効果もあり、前年より7%増えた。昨夏来たときは平日だったが、駐車場に入れない車が渋滞をなしていた。冬でも、土日なら200〜300台、平日でも100台前後の車が来るという。

 2月中は毎日、ナイトツアーも行われている。問い合わせは芦ノ牧温泉観光協会(電)0242・92・2336。

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